挑戦と再挑戦の機会〜登山編〜
こんにちは。 たすく御成教室の大久保直子です。 たすくの各教室では、日曜日に家族会活動として、 ノルディック・ウオークに取り組んでいます。 先日は、丹沢大山国定公園に位置する大山に登って来ました。 皆で体操をしてから、ケーブルカーで登山口に移動し、登山開始。 すると、一人の男の子が、「登りたくないな〜」「帰りたいです」と言い始めました。 地図を見せて、ルートを説明をしても、乗り気ではない様子。 「行ける所まで登っても良いし、下山しても良い」 「自分で決めて良いよと」、グループの皆と話し合いの末、 「帰りたいと言いにくい雰囲気だな」などとぼやきながらも、登山を再開。 登山の途中では、休憩のたびに水分をとったり、持参したものを食べてエネルギー補給。 そして、「エイエイオー」と、グループの皆に掛け声をかけて出発します。 出発時に皆に声をかける回数が増えていくうちに、 次第に「もう少しです。皆さん、頑張りましょう」と皆を励ますようになり、 いつの間にか先頭のスタッフと一緒に歩いて、皆を引っ張っていく立場に。 登山開始から下山まで、休憩も含んで6時間ほどかかりましたが、 最後まで歩ききりました。 下山した後、「やればできるんだ」とつぶやいた彼。 今回の長時間の登山にチャレンジして、自信がついたようです。 さて、8月には、彼と彼のご家族も一緒に、富士登山にチャレンジします。 失敗しても再挑戦できる機会が保証されているからこそ、 一緒に挑戦する仲間がいるからこそ、 勇気を出して、挑戦しよう!と一歩を踏み出せるのかな と感じた出来事でした。 ずっと一緒だよ! 一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。 私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。 お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意していま