姿勢や書字のスキルも向上!

こんにちは。
TASUC鎌倉御成教室の大久保直子です。

過日,「教材マスターの集い」という保護者学習会を開催しました。
今回のテーマは、「不器用さを改善するための身体作り」。

「不器用」という状態は、運動やスポーツだけではなく、生活動作にも影響を及ぼす場合があります。そして、二次障害の要因にもなり得るため、感覚・運動アプローチを継続することは、とても重要です。

実施するプログラムの内容も、お子さんの発達段階に応じて目標を定め、
スモールステップを組んで進めていくことが大切です。

そこで、今回の教材マスターの集いでは、不器用さの評価や改善するための理論、実際の運動プログラムの紹介の後、1年間身体づくりに取り組んだお子さんの成果を、発表させていただきました。



昨年、初めてお会いしたときは、バランスボールに座ってジャンプをすることが難しく、お腹でボールに乗ったときに、手を床についた姿勢を保持するために、足を支えてもらう必要がありました。
初回のアセスメントでは、運動が苦手で、床に寝そべって拒否。自ら立ち上がるまで30分を要する場面もありました。

そこで、運動と勉強を生活のルーティンにすることから始めました。
ご家族と相談しながら、運動と勉強の場所を決め、朝の予定に運動と勉強のスケジュールを入れて継続すること1年。
起床後に、主体的に運動を始めるようになり、朝ぼーっとすることがなくなりました。
そして、身体の使い方も上達し、運動のプログラムも少しずつステップアップ。
休憩時には、床にゴロゴロせず、椅子に座って過ごせるようになりました。
これにより、電車での移動も楽になったそうです。

机上学習でも姿勢の保持や構え方が変わり、色塗りをする際に、身体が揺れていた状態でしたが、今は指先の動きをガイドされるだけで図形が書けるようになりました。
運動にも、自信を持って、主体的に取り組んでいます。

来月には、2回目のアセスメントを迎えます。
J⭐︎sKepsの点数も大きく伸びており、新たなステージへのチャレンジ!
これからの成長も、とても楽しみです。












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